ExpressカードスロットはノートPCの代表的な機能拡張用インターフェースを目指すPCカードスロットの後継規格ですが、USBの普及により今一つ浸透し切れていない感じです。
ExpressカードスロットはPCカードスロットの後継規格で、通信速度が上がって一回り小さくなりました。
PCカードの後継ということでノートPCの標準拡張規格にしたかったみたいですが、機能拡張の主流はUSBになってしまったため拡張機器がそれほど多くは発売されていません。
USB2.0では速度不足になるような拡張機能デバイスではExpressカードの真価が発揮されましたが、USB3.0の登場によりその優位点も無くなってしまいました。
PCカードスロットよりも小型化しつつもPCカードに近いサイズで大規模な回路実装にも耐えうる54mm幅と、より小型なノートPCへの搭載に配慮した34mm幅と2種類のサイズを持ち、54mm幅のスロットには34mm幅のカードも挿せるという展開はPCカードスロットのように100%に近い普及度が継続できていれば正しかったのかもしれません。
しかし、PCカードからExpressカードへの移行期の最中にUSB2.0規格の爆発的普及があり、多くの拡張機器はUSB接続に転身してしまいました。
結果として弱小規格にも関わらず2サイズ展開で量的メリットを自ら潰すという状況に陥ってしまい、ネットブックの流行やより薄型なノートPCへの流れの中で、どちらのサイズも1スロットも搭載しないという製品が主流になってしまいました。
接続したいExpressカードがあるという場合以外、搭載されていなくても困らないでしょう。
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