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バッテリー駆動時間

バッテリーでも駆動できるのがノートPCの大きなメリットの1つです。

とはいえ大抵のノートPCではカタログ値でも1~3時間程度しかバッテリ駆動時間がありません。

長いバッテリー駆動時間を確保するためには効率の良い部品や使用していないところに電流を流さないケチケチ設計がものを言います。

ほとんどのノートPCではリチウムイオン(Li-ion)バッテリーを使用していて。多くのノートPCは単3乾電池を一回り大きくしたようなセルと呼ばれるものを複数個まとめてパックしています。

セルは1つで約3.6~3.7Vの電圧を発生し、約2,000~2,900mAhの容量を持っています。重さは大雑把に言って約50g弱です。これに制御基板と端子、ケースが付属するわけですね。

勿論製品によって差はあるのですが、3セルだと170g前後、4セルで220g前後、6セルで330g前後といったところでしょうか。

近年ではリチウムイオンポリマーと呼ばれるバッテリーを搭載したノートPCも増えてきています。形状自由度が高いのが特長で本体を薄くしたい場合に良く用いられるようです。こちらは形状自由度が高いため1セルでどの程度の容量といった指標が存在しません。

一方、極僅かですが、乾電池型の充電池でおなじみのニッケル水素(Ni-MH)バッテリーを搭載したノートPCも若干ですが存在します。但し、残念ながら重く、大きく、バッテリー駆動時間は短くと性能面で見るべきところはありません。

ちょっとした移動や停電などに対応できれば良い程度であればバッテリーは付いていれば良いといった程度で駆動時間など気にする必要はないかと思います。

ここではバッテリー駆動時間が長いノートPCを重点的にピックアップしましょう。

カタログ仕様に記載される駆動時間について

カタログに記載される駆動時間はどういう基準で決められているのでしょうか?

多く見られるものにJEITA測定法というものがあります。詳細はこのキーワードで検索していただきたいのですが(直接リンクを禁じられていますので)液晶輝度20cd以上で320x240ドットのMPEG画像再生しっぱなしの駆動時間と最低液晶輝度でアイドル状態の駆動時間の平均時間です。

JEITA測定法であるかどうかにかかわらず、かなり緩い条件での駆動時間が記載されますので、実際の使用ではカタログ値どおりの駆動時間を達成することは困難です。
(オフィス等の蛍光灯の点いた部屋で液晶輝度20cdでは作業するのに不足と考えられます。また、近年では320x240ドット程度のMPEG画像の再生はかなり負荷が軽く、一般的な作業でもこれに匹敵する可能性があります。また、最低液晶輝度という条件では真っ暗に近い状態にできるノートPCの方が駆動時間で有利という結果になります。)

とはいえ、一定の目安にはなりますので、全く宛てにできない情報というわけではありません。
(個人的な経験値としてカタログ値の6~7割位の時間は使用できそうな感じです。勿論やることによりけりなのですが)

こちらの記事も参考になるかと思います。ノートPCのバッテリー測定法が抱える2つの問題

セル数と駆動時間について

例えば6セルのバッテリでは2並列3直列で11.1V4,800mAhなどとなるわけですが、同じ6セルでも3並列2直列で7.4V7,200mAhなどとなっているかも知れません。

どちらもほぼ同じ駆動時間を実現します。つまり、駆動時間はセル数にほぼ比例します。

ノートPCでは3~6セル辺りが主流なのですが、大量にバッテリを搭載するノートPCでは合計で12セルとかなるものもあります。

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