かつては必需品に近い扱いであった光学ドライブも現在では搭載しない製品が多くなっています。
Blu-ray、DVD、CDが読み書きできる光学ドライブはかつてノートPCであっても必需品に近く、ほとんどのノートPCになんらかの光学ドライブが搭載されていました。
近年では映像や音楽はインターネットによるストリーミングで楽しみ、ソフトのインストールもネットやUSBメモリから、など光学ディスクを使用しないで行う手段が非常に増えました。結果として、光学ドライブの必要性は下がって現在に至っています。
この流れを決定付けたのはネットブックの流行だと思われます。それまで、ごく一部の軽量を競うモバイルノートPCのみが光学ドライブを非搭載としていて、光学ドライブを搭載したうえで軽量を競うモデルも沢山ありました。そこに、安くて光学ドライブも無くてまぁまぁ軽いネットブックが流行した結果、大抵の用途で光学ドライブが無くても支障が無いということが分かってしまいました。
それ以来、持ち運びながら使用されることが想定される小型軽量なノートPCのほとんどは光学ドライブ非搭載となってしまいました。
これには近年のノートPC薄型化も影響しています。ノートPC用のスリム光学ドライブといえど汎用品の厚さはハーフインチ約12.7mmにもなります。光学ドライブほど大きいパーツともなると、キーボードと必ず重なるような配置にならざるを得ないため、筐体、光学ドライブ、キーボード、液晶と積み上げていくとどうしても本体の厚さが20mmを超えてしまいます。特別に専用部品を起こして搭載するケースもありますが、コストが跳ね上がってしまいます。今の光学ドライブはそこまでするほど重要なパーツではなくなってきているのです。
極端な話、リカバリーディスクの作成のときと、そのディスクでリカバリーするときくらいしか光学ドライブを使用する機会が無いという人が居てもおかしくありません。
AVノートPCや据置きで使うことが想定される大型ノートPCのほとんどには現在でも搭載されていますのでどのメディアに対応するかを気にすれば良いでしょう。
小型ノートPCであっても光学ドライブを頻繁に使用するという方は余り多くはない搭載製品を探さなければなりませんが、多くの場合はUSB接続による外付けタイプのものを別途購入し、必要があるときだけ一緒に持ち運べば良いという程度の使用頻度なのではないでしょうか。