OSはPCには絶対不可欠なもの。ほとんどWindowsですが、64Bitへの移行期でもあるためそれなりの選択肢があります。
ノートPCに限らず、PCひいては多くの電子機器で必須とされているOS (Operating System)。OSとは機器の基本的な制御を司るソフトウェアの集合体です。
PCを動作させるにはこのOSが不可欠です。ここではノートPCにどのようなOSが搭載されているか挙げてみます。(Mac関連については当サイトでは扱っておりません)
圧倒的なシェアを誇るOSです。ノートPCのOSはほとんどがWindowsです。(MacはあまりノートPCという呼び方する方が居ないのでほぼWindows独占です)
2011年においてはWindows7が搭載されています。
様々なエディションがあって、一般的な用途ではHome Premiumで十分とされていますが、気を付けたいのがサポート期間です。ビジネス用途向けとされるProfessional(と一般人には縁が無いEnterprise)ではセキュリティ更新が2020年までサポートされるのに対して、その他のエディションでは2015/01/13で全てのサポートが打ち切られてしまうのです。
PCは元々製品寿命よりも性能寿命が短い製品であったため比較的短期間で買い換えられるものでしたが、最近では要求性能があまり変化しなくなってきたため製品寿命まで使い切れるケースが増えてきています。それなのにOSは相変わらずWindows7発売当初に購入したとしても5年強のサポート期間しかありません。
サポート期間が切れるとセキュリティ不安がどんどんと増加してゆくため、安心して使い続けるためにはOSをアップグレードする必要に迫られます。そして、そのための費用は安価なノートPCの数十パーセントにも上る高額なものです。また、PCに不慣れな方にとってはアップグレードの際にデータを失ったり、一部のアプリケーションもアップグレードする必要に迫られたり、正常な動作を得られなくなったりするリスクも伴います。
本来ならばMicrosoftには全てのエディションのサポート期間を見直していただきたいところですが、消費者の立場として現在できる対策は5,000円~10,000円程度の追加出費を我慢してProfessionalエディションを選択するしかありません。残念ながら、現時点ではそれが最も安全で不便を強いられない方法です。
Professionalエディションを選択できない製品も多いですが、一応あとからUpGradeできるパスがMicrosoftから発売されていたりしますので、それでProfessionalに昇格させることも可能です。
現在のOSでは32bit版と64bit版を選択できるケースが良くあります。どちらを選んだら良いでしょうか。
基本的には支障が無いなら64bit版がオススメです。
支障というのは一部デバイスやソフトウェアでうまく動作しない可能性があり、その確率がまだ32bit版よりも高いと思われるところにあります。また、メモリ搭載量が少ない場合(具体的には4GB未満)は32bit版の方がメモリの利用効率は高いため向いています。
一方で十分なメモリ搭載量があれば64bit版の方が処理速度が多少速くなります。また、64bit版だからといっても32bit版のアプリケーションも動作できますので所持しているソフトウェアが全滅などということはありません。(全部動くという保証もありませんが、よほど特殊なアプリケーションでなければ動作するはずです。)
BTOで選択範囲の広いノートPCでは付属OSを無しにすることができる製品があります。
既にOSを所持している場合などに有効です。
このような製品を発売しているメーカーは販売量的に小規模である傾向にあり、ほぼDSP版と同等の価格差が生じることが多いようです。
逆にOSを外せない大規模メーカーのノートPCではOSに掛かっているコストがかなり安いことが想定されます。DSP版ほどの価格転嫁はされていないということです。
極稀ですがLinuxを搭載するノートPCも存在します。
Linux自体は基本的に無料ですが、サポート費用や場合によっては特許の費用、特定のアプリケーションの費用が上乗せされます。
これとは別に自己責任でLinuxをインストールすることも可能です。近年勢いがあるディストリビューションはUbuntuになります。
Linuxは利益追求型の製品ではないため、最新ハードウェアへの対応が遅れたり、機器によって全くサポートされなかったりします。ノートPCに備わる全機能を有効にするには苦労を伴う可能性が高いです。
初心者は手を出さない方が無難ですし、Windowsの使用に慣れているだけの方も壁にぶち当たる可能性が高いです。少なくとも調査や勉強にそれなり時間を費やす覚悟は持っておいた方が良いでしょう。壁のぶち当たり方によっては使用法ではなくてPCやOSの仕組みに関する知識が必要になります。