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CPU

パソコンの主役CPU。ノートパソコンでは消費電力・発熱・性能の高いバランスが求められます。その中でも特徴的なCPUを搭載するノートPCの特徴を分類して解説します。

このページは今後新しいページに移行する予定です。最新の情報は新しいページをご確認ください。

CPUノートPCの頭脳。これが無くては始まらない部品です。大変重要な部品ですが、CPUの差によってできることできないことの差はほとんど生じません。

大きく差が出るのは処理速度と消費電力です。用途に合った処理速度、省エネ性能を持ったCPUを選択することが大事です。

現在主流の製品を下表に挙げてみました。表を見ながら目安を解説します。

  • ネットやメール、文章編集程度の軽作業が主体
    どのCPUでも構いません。但し、OSがWindowsVistaである場合は性能クラス3以上の方が反応が遅いという不満が出にくくなります。
  • イラストやソフトウェア、3Dモデリングなどものづくりをする場合(+HD映像の再生)
    作業を妨げない程度に高性能なCPUを選択した方が良いでしょう。目安としては性能クラス6以上です。
  • DTMやアニメーション・映像作成、シミュレーションなど計算量データ量が多くてCPUを酷使する場合
    高性能であればあるほど作業が捗ります。目安としては性能クラス8以上が良いでしょう。
  • 騒音が気になる
    Intel Core2 Extreme X製品をと言いたい所ですが、ほとんどファン付きですね。負荷が低い時にはファンが止まって静かになる製品もあります。残念ながらCPUだけでは判別つきませんが、省エネクラス1のCeleronはまず間違いなく負荷にかかわらず定期的にファンが動きますので避けた方が無難でしょう。
  • 出先や移動中で使うことが多くバッテリ消費が気になる場合
    製品トータルの省エネ性能を見るべきですが、CPU単体としては省エネクラス8以上がオススメです。
ノートPCに搭載されるCPU
製品名
(ブランド)
64BitTDP性能クラス省エネクラス概要
Intel
性能は抜群。廉価版に対する機能・性能制限が厳しい。Atomは新境地。Core 2 Soloの存在が霞んでしまうくらい。
Core 2 Extreme QX445W102ノートPC初の4コア最高峰。爆熱は致し方無し。価格もビックリ値。
Core 2 Extreme X244W932コアの最高峰。ノートPCでは珍しいOverClock可能製品も有り。処理性能最優先で爆熱高価格。
Core 2 Duo T235W85恐らく最も無難な選択。性能十分。省電力機能も充実。
Core 2 Duo P225W76最新型で追加されたクラス。性能と携帯性のバランスを追求する製品に搭載されそう。
Core 2 Duo L217W67従来の性能&携帯性バランス型だが、このTDPではちょっと性能(Clock)を出しづらいらしくPシリーズが出るハメに。
Core 2 Duo U211W58Intel的にはファンレスモバイルノートPCを視野に入れていたみたいだが、製品化は難しい模様。なかなか上がらない性能(Clock)も相まって搭載製品は少ない。
Core 2 Solo U15.5W39モバイルノートPC向けに性能と省電力のバランスを目指した製品だが、Dual CoreとAtomの板挟み。
Celeron (M)131W41Core 2 Soloの廉価版。省電力機能がゴッソリ削除されているのでノートPCとしてはあまりお奨めしたくない…。
Celeron (M) ULV110W24Core 2 Soloの廉価版。超低電圧でTDPを抑えたが省電力機能が不十分でトータルであまり省エネでない。
A1xx1×5W16ネットブック向けだが中身は過去製品のL2Cache削減&低消費電力版。Atomの登場で消滅予定。
Atom Z1×2.64W210電力&コスト効率を極めたCPU。Atom Nと同じ周波数のグレードならTDPは2.2Wになる。
Atom N1×2.5W28Atom Zシリーズから省電力機能を一部省略。ネットブックにひっぱりダコ。DualCore版が来年登場予定。
AMD
絶対性能ではIntelに劣るが、廉価。さらに廉価版に対する機能・性能制限が緩いためコストパフォーマンスに優れる。
Turion X2 Ultra235W75AMDの最新型。L2Cache倍増とSystemBusSpeed倍増。コア別に省電力制御。
Turion X2235W65最新のRMシリーズではSystemBusSpeedを倍増。L2CacheがUltraの半分になる。
Athlon X2235W54TurionX2の廉価版。省電力機能が一部省略され、メモリクロックが667MHzに制限される。最新のQLシリーズではSystemBusSpeedを倍増した。
Sempron125W44コアが少ない、いわゆる廉価版。最新のSIシリーズではSystemBusSpeedを倍増したが帯域は上位製品の半分。
GeodeLX1×3.6W010GPU・チップセットの機能を1チップパッケージ化。低性能なため分かる人以外にはお奨めできない。
VIA
性能レベルは3世代前といった感じだが、機能は比較的新しい。Atomの登場で立ち位置が難しくなったが、市場規模の爆発でむしろ日が当たった感も。
nano L18W27年内登場が期待される新型。C7-M比約2倍、Atomレベルの性能でTDPは据え置き。
C7-M ULV1×8W15コスト最優先CPUだが消費電力も抑えている。負荷の高い処理には向かない。近日新型登場予定。

※64Bitは64Bit版のOSが動作可能なことを指しますがノートPCに付属のOSはほとんど32Bit版です。
※TDPはシリーズの中で最大値を記載(一部推測あり)。Thermal Design Powerの略で製品としてはこれだけの熱量が発生することを前提に廃熱設計しないといけない。(ほぼ最高負荷時のCPU消費電力と捉えられるが、熱くなり過ぎるとClock(性能)を落として発熱を減少させる機構を取り入れたりしてTDP値を少なく表記する場合もあるので一概には断定できない。)
※実際の消費電力は何も作業していない(Idle)時で1W未満~。省電力機能が無いと10Wを超えるケースも。
※性能クラス・省エネクラスはどい太朗の独断と偏見によって付けており、確固たる根拠はありませんのでご注意ください。但し、変にバイアスを掛けて特定の製品に傾かせようとする意思は全くありません。
※性能クラスはそのシリーズの最高Clock製品を基準にしています。大雑把な10段階評価なので○○と××が同じクラスとかありえね~ってなっているところも。あと、用途による得手不得手とかも均してしまっています。
※省エネクラスはIdle時が95%とも言われるノートPCの使用状況を想定して決定していますが、必ずしもクラス通りの消費電力順とは限りません。省エネ機能が豊富な製品は点数が甘めに、省エネ機能が貧弱もしくは性能が貧弱で省エネ状態になりにくい製品は点数が辛めになっています。

CPUメーカー2大巨頭のIntel,AMDですが、ノートPCの分野ではIntelの有利な部分が多い状況です。(デスクトップPCでもそうですが。)

AMDの有利な点は低価格であること。低価格でフルハイビジョン映像再生に手が届くこと。メモリを大量に使用するアプリケーションでは処理性能でIntelを逆転し得る可能性があること。です。

VIAは製品を見つけることの方が難しいくらいですね。(7インチ8.9インチにVIA CPU搭載製品を見ることができます。)

最近のノートPCは一部の小型な製品や廉価な製品を除いてDual Coreを搭載できるようになっています。

近年ではOSの肥大化やセキュリティソフトの常駐など、人の行う作業以外にも動作することが多いですからDual Coreは選択する価値が十分にあります。

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