Top > ノートPCの選び方(法人・SOHO編) > 予算を決める
安く済むならなによりですが、要求する性能・機能によって最低限必要となる予算も変わってきます。ここではビジネスノートパソコンの予算の目安を提示しますので仮決めしてみましょう。
予算の話がやっと出てきたのですが、ほとんどの人が一番気にするのはやはり予算ではないかと思います。特に業務用途ともなれば経費とはいえ、支出に大変厳しいところも多いことでしょう。
しかし、予算大前提では本当に用途にあったノートPCが選択できるとは限りません。
業務用途で特に気にしていただきたいのは作業効率を阻害しないかどうかという点です。特にPCというものは最安値レベルの製品でもほとんどのことはそれなりできてしまいます。(できるように見えます。)しかし、それが実用に耐えるスピードあるいは解像度、画質、音質であるかどうかで作業効率は全く異なってきます。
業務にPCが持ち込まれてから、PCに待たされるという状況が当たり前のように発生するようになりました。定型業務であまり考えることもない作業ではそれでも効率化が果たせたかも知れません。しかし、開発などの創造業務では考えた事をすぐに形にできることが大変重要です。待たされるとその分の時間だけではなく、テンポが乱されて創造の質や効率も落ちてきます。
このことはPCに詳しくなくてPCの費用捻出にかかわる人には特に理解していただきたいことです。ノートPCの費用と人件費とそこから生まれるOutputの量・質のバランスについて考えてみてください。ノートPCの性能・機能の強化はせいぜい数十万円、わずか数千円の予算プラスでも用途によっては十分な効果を生み出します。対して人件費は年間で数百万円~掛かってきます。これでもし不十分な性能・機能のノートPCのせいで1割効率が悪化したらどうなりますか?
良いノートPCを与えても人間の性能・機能が上がることはほとんどありませんが、不十分な性能・機能のノートPCのせいで人間の性能・機能が阻害されることは幾らでもあります。ノートPCは形あるものなのでどうしても「あればいいだろ」的になりがちな一方、Outputの質・量は本質が見えづらくて悪化しても人間のせいと単純に決め付けがちです。
さて、本題の予算ですが、ぶっちゃけてノートPCのお値段は最低5万円位です。しかしながら、性能・機能も最低限です。
性能・機能を決めるの表で1つ◎や○が付かない用途であっても、それなりに使用頻度が高いのであれば、まずメモリを増設することをオススメします。
最安値クラスのノートPCはメモリ搭載量も最低限にしていることが多く、ちょっと何か作業しようとするとすぐにスワップ(※下記囲み記事参照)が発生し、数秒~数十秒といったレベルで待たされることになります。
WindowsXPでは少なくとも1GB以上、WindowsVistaではできれば2GB以上搭載したいところです。
それからできればCPUもDualCore以上にしたいところです。昨今ではアンチウィルスソフトなど作業に有無にかかわらず動作しているソフトウェアやサービスが多くあり、何もしなくてもCPUパワーを取られてしまう傾向にあります。また、実はオフィスアプリケーションの最大手であるMicrosoft Office®はマルチコア対応していて、DualCoreであれば2つのコアを余すところ無く使用して高速処理を行ってくれるため、作業効率の改善に寄与します。
一日中起動はしておきたいけど、作業しないでほったらかしという時間も多いという場合は、省電力機能の豊富なCPUを選択しておきたいところです。大雑把に言うとCeleronは避けた方が良いです。
詳細は[参照 CPU]
これらの条件を入れても最安6万円程度から入手可能です。
あとは用途に応じて性能・機能強化用に予算を積み上げてください。
性能・機能を決めるの表でいくつの項目に◎や○が付いたでしょうか?
それでは用途と予算にあった製品を探してみましょう。でもそんなに簡単に決められないかも。そしたら、次の条件を見直すを見てみましょう。